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ジン・トニック (Gin Tonic)
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イギリスの植民地だったインドで誕生したといわれている。マラリア予防のため、キニーネ・ウォーターを飲んでいたが、これにジンを入れたところ口当たりがよく、このスタイルがイギリスに渡って、キニーネ・ウォーターからトニック・ウォーターに代わった。
ドライ・ジン
1660年、オランダはライデン大学医学部の医師フランシスカス・シルビウスは、利尿効果のあるジュニパー・ベリー(ねず松の実)をアルコール液につけた薬用酒を開発した。この新薬は「ジュニエープル」の名で薬局で販売されたのだが、スッキリした口当たりが評判になって酒屋にまで登場。やがて海を越えてロンドンに渡った「ジュニエープル」を、イギリス人はジンと略して呼び始めた。ジンの来歴は以上のようなものだが、現代のジンはとうもろこし、大麦、小麦、ライ麦などの穀物を原料に、ジュニパー・ベリーや柑橘類の果皮、スパイスなどを使用してつくられる。今日では、オランダやイギリスばかりではなく、ドイツやアメリカなどさまざまな国で生産されている。 トニック・ウォーター
キニーネ、レモンなどを使って香りを出す炭酸飲料で、かすかな甘味と渋みがスピリッツにマッチする。もともとは熱帯の植民地で労働に従事するイギリス人が暑さ対策と食欲不振をやわらげるために作られた飲み物。 |
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