カクテル専用のグラス。逆三角形のものが代表的だが、ソーサー型シャンパン・グラスのように丸みを持ったものもある。脚付きでラッパ状なのは、グラスを傾けなくても飲めるため。ショート・グラスと呼ばれるカクテルの多くは、このグラスで飲まれる。容量は90mlが標準サイズで、これに60ml分の材料でつくったカクテルを注ぐとちょうど適量となる。
カクテル専用のグラス。逆三角形のものが代表的だが、ソーサー型シャンパン・グラスのように丸みを持ったものもある。脚付きでラッパ状なのは、グラスを傾けなくても飲めるため。ショート・グラスと呼ばれるカクテルの多くは、このグラスで飲まれる。容量は90mlが標準サイズで、これに60ml分の材料でつくったカクテルを注ぐとちょうど適量となる。
「食前酒」という意味のフランス語。英語では、アペタイザー(Appetizer)ともいうが、現在では、そのままフランス語を用いることが多い。ノドをうるおし、食欲を増進する目的で、欧米では非常に親しまれ、飲まれている。マティーニとマンハッタンが代表的なものだが、現在では、ワイン系、シェリー系、スピリッツ系とさまざまなカクテルがアペリティフとして飲まれている。近年は甘味を抑え、辛口に仕上げた低アルコールのカクテルが増えている。アペリティフはまた、プレ・ディナー・カクテル(Pre-Dinner Cocktail)、あるいはビフォア・ディナー・カクテル(Before Dinner Cocktail)とも呼ばれるが、その場合は文字どおりディナー(正餐)の前に飲むカクテルとして、単に食欲を増進させるだけではなく、豊かな食事の前奏といった意味も込められている。
ワインより安かったというアブサンは民衆的な飲み物としてアペリティフには欠かせないものだった。そのアブサンは、今ペルノに代わり、ミント・グリーンの色彩と共に個性のある味わいになっている。
40 ml
20 ml
伝説の嗜好飲料「アブサン」を改良して造られたのものがペルノ。アニス系の15種類のハーブを中性アルコールに浸した後、蒸留してさらにブレンドして造られる。
さまざまなタイプのリキュールの中で、香草系は最も古い歴史をもつリキュールの始祖。香草系の代表格であるバーディネー社のミントリキュールは、抽出したミントオイルをスピリッツに配合して造り、爽やかなハッカの香りが印象的な逸品。緑色のリキュール。