カクテル専用のグラス。逆三角形のものが代表的だが、ソーサー型シャンパン・グラスのように丸みを持ったものもある。脚付きでラッパ状なのは、グラスを傾けなくても飲めるため。ショート・グラスと呼ばれるカクテルの多くは、このグラスで飲まれる。容量は90mlが標準サイズで、これに60ml分の材料でつくったカクテルを注ぐとちょうど適量となる。
カクテル専用のグラス。逆三角形のものが代表的だが、ソーサー型シャンパン・グラスのように丸みを持ったものもある。脚付きでラッパ状なのは、グラスを傾けなくても飲めるため。ショート・グラスと呼ばれるカクテルの多くは、このグラスで飲まれる。容量は90mlが標準サイズで、これに60ml分の材料でつくったカクテルを注ぐとちょうど適量となる。
アストロノートとは宇宙飛行士という意味。レモンの香りがさわやかなで鮮やかな黄色いカクテル。
20 ml
20 ml
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1 dash
ラムはサトウキビの糖蜜を醗酵・蒸溜した酒。一説では17世紀の初めに西インド諸島で生まれ、熱狂を意味する英語の方言(Ramballion)にちなんで、ラムと呼ばれるようになったという。西インド諸島の酒が英語で呼ばれるのは、かつての植民地政策の歴史のなごりだろう。ラムを大別すると、風味の重厚なヘビー・ラム、軽やかなライト・ラム、中庸のミディアム・ラムの三種が知られる。風味がもっとも強烈で野生的なヘビー・ラムは、ジャマイカ産のもの。ミディアム・ラムは、ドミニカやトリニダードのものが有名。ライトなラムは、主にキューバやプエルトリコで生産されている。
ウオッカの名の起こりは、ロシア語のジーズナヤ・ヴァダー「生命の水」のウォーターにあたる「ヴァダー」が、ウォトカに変化した。元来は農民の「地酒」としてつくられていたが、19世紀には上流階級にも浸透し、帝政ロシアの末期には、政府経常収入の30%近くがウオッカの酒税でまかなわれるほどの「国民酒」となった。ウオッカの原料にはじゃがいものほか、大麦、小麦、とうもろこしなどが使われ、蒸溜後は白樺の活性炭で入念に、ろ過されるため、ほとんど無色、無味、無臭であることが特徴。酒類のなかでも、いちばんクリスタルな酒として知られる。主な生産国は、アメリカ、ロシア、ポーランドなど。