カクテル・グラス

カクテル・グラスカクテル専用のグラス。逆三角形のものが代表的だが、ソーサー型シャンパン・グラスのように丸みを持ったものもある。脚付きでラッパ状なのは、グラスを傾けなくても飲めるため。ショート・グラスと呼ばれるカクテルの多くは、このグラスで飲まれる。容量は90mlが標準サイズで、これに60ml分の材料でつくったカクテルを注ぐとちょうど適量となる。

アペリティフ

「食前酒」という意味のフランス語。英語では、アペタイザー(Appetizer)ともいうが、現在では、そのままフランス語を用いることが多い。ノドをうるおし、食欲を増進する目的で、欧米では非常に親しまれ、飲まれている。マティーニとマンハッタンが代表的なものだが、現在では、ワイン系、シェリー系、スピリッツ系とさまざまなカクテルがアペリティフとして飲まれている。近年は甘味を抑え、辛口に仕上げた低アルコールのカクテルが増えている。アペリティフはまた、プレ・ディナー・カクテル(Pre-Dinner Cocktail)、あるいはビフォア・ディナー・カクテル(Before Dinner Cocktail)とも呼ばれるが、その場合は文字どおりディナー(正餐)の前に飲むカクテルとして、単に食欲を増進させるだけではなく、豊かな食事の前奏といった意味も込められている。

エム−45のカクテルレシピ

スロー・ジンとは、ストロベリーのリキュール。糖分もあり、ベリー系の香りが多くの人たちに好まれている。これに甘みのまったくないライム・ジュースを加え、中口に仕上げたアペリティフ。テーブルの用意ができるのを待つときに楽しむ、そんなカクテル。


ウオッカ

ストリチナヤ
ウオッカ

ウオッカの名の起こりは、ロシア語のジーズナヤ・ヴァダー「生命の水」のウォーターにあたる「ヴァダー」が、ウォトカに変化した。元来は農民の「地酒」としてつくられていたが、19世紀には上流階級にも浸透し、帝政ロシアの末期には、政府経常収入の30%近くがウオッカの酒税でまかなわれるほどの「国民酒」となった。ウオッカの原料にはじゃがいものほか、大麦、小麦、とうもろこしなどが使われ、蒸溜後は白樺の活性炭で入念に、ろ過されるため、ほとんど無色、無味、無臭であることが特徴。酒類のなかでも、いちばんクリスタルな酒として知られる。主な生産国は、アメリカ、ロシア、ポーランドなど。

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スロー・ジン

ゴードン・スロー・ジン
スロー・ジン

スロー・ベリーの香りを入れた、赤褐色の甘いリキュール。スローというのは野生の小さな梅の実のことで、この実をアルコールに浸して香味を抽出し、糖分を加えて造る。

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ライム・ジュース

サコー・エトナ・ライム・ジュース
ライム・ジュース

ミカン科の常緑低木または小高木、ライムを絞り液状にしたもの。また、それに似せて加工した飲料。

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