カクテル専用のグラス。逆三角形のものが代表的だが、ソーサー型シャンパン・グラスのように丸みを持ったものもある。脚付きでラッパ状なのは、グラスを傾けなくても飲めるため。ショート・グラスと呼ばれるカクテルの多くは、このグラスで飲まれる。容量は90mlが標準サイズで、これに60ml分の材料でつくったカクテルを注ぐとちょうど適量となる。
カクテル・グラス
ヒプノティック・マティーニのカクテルレシピ
マティーニという名前にはなっているが、マティーニのレシピとは違い、ベルモットの代わりにヒプノティックを使い、ドライ・ジンの代わりにウオッカを使用したレシピ。味わいは意外とマティーニに近く、レモン・ピールを絞りかけるとより一層雰囲気がでる。美しいアクア・ブルーの色合いも抜群。
- ベース
- リキュール
- 材料
-
ヒプノティック
40 ml
-
ウオッカ
20 ml
-
レモン・ジュース
1 tsp
- 技法
- ビルド
- 方法
- ステアして、カクテル・グラスに注ぐ。レモン・ピールを飾る。
ヒプノティック
ヒプノティック
ヒプノティックとはフランス語で「催眠」という意味。パイン、ブルーベリー、ブドウ、パッション・フルーツなどの果物をブレンドしたトロピカル・フルーツジュースにウオッカ、コニャックを加えて作ったリキュール。
ウオッカ
ウオッカ
ウオッカの名の起こりは、ロシア語のジーズナヤ・ヴァダー「生命の水」のウォーターにあたる「ヴァダー」が、ウォトカに変化した。元来は農民の「地酒」としてつくられていたが、１９世紀には上流階級にも浸透し、帝政ロシアの末期には、政府経常収入の３０％近くがウオッカの酒税でまかなわれるほどの「国民酒」となった。ウオッカの原料にはじゃがいものほか、大麦、小麦、とうもろこしなどが使われ、蒸溜後は白樺の活性炭で入念に、ろ過されるため、ほとんど無色、無味、無臭であることが特徴。酒類のなかでも、いちばんクリスタルな酒として知られる。主な生産国は、アメリカ、ロシア、ポーランドなど。
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