細身で背が高い、シャンパン・グラス。口の部分が狭く、炭酸ガスの保存が良く、底の中央から立ちのぼる泡を視覚的に愉しめるので、シャンパン(スパークリング・ワイン)の泡立ちを生かしたカクテル向き。容量は120ml程度。
細身で背が高い、シャンパン・グラス。口の部分が狭く、炭酸ガスの保存が良く、底の中央から立ちのぼる泡を視覚的に愉しめるので、シャンパン(スパークリング・ワイン)の泡立ちを生かしたカクテル向き。容量は120ml程度。
カンパリの赤、シャンパンの細やかな泡立ち、見た目にも美しいカクテル。カンパリの香草独特の味わいが生きている。ベアで飲むのにおすすめは、同じフルート型シャンパン・グラスを使ったフラミンゴ・レディがいい。
30 ml
10 ml
適量
ウオッカの名の起こりは、ロシア語のジーズナヤ・ヴァダー「生命の水」のウォーターにあたる「ヴァダー」が、ウォトカに変化した。元来は農民の「地酒」としてつくられていたが、19世紀には上流階級にも浸透し、帝政ロシアの末期には、政府経常収入の30%近くがウオッカの酒税でまかなわれるほどの「国民酒」となった。ウオッカの原料にはじゃがいものほか、大麦、小麦、とうもろこしなどが使われ、蒸溜後は白樺の活性炭で入念に、ろ過されるため、ほとんど無色、無味、無臭であることが特徴。酒類のなかでも、いちばんクリスタルな酒として知られる。主な生産国は、アメリカ、ロシア、ポーランドなど。
イタリアのアペリティフのなかでも、もっともよく知られたリキュール。1860年、ピエモンテ州のノヴァーラのガスパーレ・カンパリ氏によって作られました。ガスパーレの若かれし時、トリノのバールでお酒の勉強をし、その後、ミラノにて自分のバールを経営することになり、まずそこで開発されたリキュールは「オランダ風苦味酒」(ビッテル・アルーソ・ドランディア)という名前で、このバールだけで売られていましたが、1882年にカンパリ氏が亡くなった後、息子ダビデがその名を「カンパリ」に変更。一般にソーダ割かオン・ザ・ロックで飲むが、カクテルではアメリカーノとネグローニが有名。非常にドライで、キナ皮の風味が特徴。