トール・グラス(Tall Glass:背高グラス)、チムニー・グラス(Chimney Glass:煙突型グラス)とも呼ばれる円筒形の背の高い大形グラス。カクテルの「トム・コリンズ」やフィズなど、ロング・ドリンクを愉しむときに使う。もっと長くなるとチムニー(煙突)ということもある。容量は300〜360ml。
トール・グラス(Tall Glass:背高グラス)、チムニー・グラス(Chimney Glass:煙突型グラス)とも呼ばれる円筒形の背の高い大形グラス。カクテルの「トム・コリンズ」やフィズなど、ロング・ドリンクを愉しむときに使う。もっと長くなるとチムニー(煙突)ということもある。容量は300〜360ml。
紅茶を一滴も使わないで、アイスティーの味わいと色を出した魔法のカクテルとしてアメリカ・ニューヨーク州ロングアイランドで生まれた伝説のカクテル。やや甘口だが、度数は決して低いとはいえないので飲みすぎには注意。
15 ml
15 ml
15 ml
15 ml
15 ml
15 ml
1 tsp
適量
1660年、オランダはライデン大学医学部の医師フランシスカス・シルビウスは、利尿効果のあるジュニパー・ベリー(ねず松の実)をアルコール液につけた薬用酒を開発した。この新薬は「ジュニエープル」の名で薬局で販売されたのだが、スッキリした口当たりが評判になって酒屋にまで登場。やがて海を越えてロンドンに渡った「ジュニエープル」を、イギリス人はジンと略して呼び始めた。ジンの来歴は以上のようなものだが、現代のジンはとうもろこし、大麦、小麦、ライ麦などの穀物を原料に、ジュニパー・ベリーや柑橘類の果皮、スパイスなどを使用してつくられる。今日では、オランダやイギリスばかりではなく、ドイツやアメリカなどさまざまな国で生産されている。
ウオッカの名の起こりは、ロシア語のジーズナヤ・ヴァダー「生命の水」のウォーターにあたる「ヴァダー」が、ウォトカに変化した。元来は農民の「地酒」としてつくられていたが、19世紀には上流階級にも浸透し、帝政ロシアの末期には、政府経常収入の30%近くがウオッカの酒税でまかなわれるほどの「国民酒」となった。ウオッカの原料にはじゃがいものほか、大麦、小麦、とうもろこしなどが使われ、蒸溜後は白樺の活性炭で入念に、ろ過されるため、ほとんど無色、無味、無臭であることが特徴。酒類のなかでも、いちばんクリスタルな酒として知られる。主な生産国は、アメリカ、ロシア、ポーランドなど。
西インド諸島を原産地とする蒸留酒で、砂糖キビの糖蜜を発酵した後、蒸留して造られ、風味によりヘビー、ミディアム、ライト、色調によりダーク、ゴールド、ホワイトに分類されている。
メキシコを代表する蒸溜酒、テキーラ。この名はメキシコ中央部を東西に横切るシエラマドレ山脈の北に位置する町・テキーラにちなんだもの。テキーラの原料は竜舌蘭(ヒガンバナ科の常緑多年草:リュウゼツラン)の一種。葉をそぎ落とした株を蒸し、甘い汁液を搾り、醗酵・蒸溜した酒がメスカル。とくにテキーラの町でつくられたメスカルは、品質に定評があり「テキーラ」の名で親しまれるようになった。一般的にテキーラは無色透明だが、オークの樽で熟成した琥珀色のテキーラもある。熟成したテキーラはゴールド・テキーラといい、豊かでまろやかな香味が特徴だ。ストレートのほか、マルガリータなどのカクテルの材料としての人気も高い。
オレンジの果皮で風味を付けた、香りの強い甘いリキュール。オレンジ果皮を水で戻してアルコールとともに蒸溜し、果皮のさわやかな香気成分を抽出してつくりますが、これにシロップを加えたのがホワイト・キュラソー、着色したものをブルー・キュラソー、オレンジの浸漬液を加えブランデーをきかせたものをオレンジ・キュラソーという。