ショット・グラス

ショット・グラスウイスキーをストレートで飲むときのグラス。ショットとは1杯を意味する。ストレート・グラス(Straight Glass)、ウイスキー・グラス(Whisky Glass)とも呼ばれ、30ml入るシングル・グラスと、60ml入るダブル・グラスがある。

アペリティフ

「食前酒」という意味のフランス語。英語では、アペタイザー(Appetizer)ともいうが、現在では、そのままフランス語を用いることが多い。ノドをうるおし、食欲を増進する目的で、欧米では非常に親しまれ、飲まれている。マティーニとマンハッタンが代表的なものだが、現在では、ワイン系、シェリー系、スピリッツ系とさまざまなカクテルがアペリティフとして飲まれている。近年は甘味を抑え、辛口に仕上げた低アルコールのカクテルが増えている。アペリティフはまた、プレ・ディナー・カクテル(Pre-Dinner Cocktail)、あるいはビフォア・ディナー・カクテル(Before Dinner Cocktail)とも呼ばれるが、その場合は文字どおりディナー(正餐)の前に飲むカクテルとして、単に食欲を増進させるだけではなく、豊かな食事の前奏といった意味も込められている。

ドン・キホーテのカクテルレシピ

アペリティフとして考案された辛口カクテル。作成時のポイントはギネス・ビールの後にテキーラを注ぐこと。分量は60mlという少なさ、いっきに飲みほしたい。


ギネス・ビール

ギネス・ドラフト
ギネス・ビール

若き日のアーサー・ギネスが、廃業した醸造所を借り受け、なんと年45ポンド、9000年にも及ぶ賃貸契約を結んだのは1759年のことでした。これが3世紀を経て今に続くギネス社の原点。ダブリン郊外のセント・ジェームズ・ゲートでのできごとでしたが、今から思えば、この時彼はまるで自分の醸造する黒ビールがいつの日か世界に知れわたり、人々に愛されることを知っていたかのようなエピソードです。最高級の原料、最高級の麦芽、そして純度の高い水へのこだわり。さらに時間をかけてゆっくり発酵させるテクニック。アーサー自身天才的な感覚を持ち合わせていたという幸運にも恵まれ、ついに今までにない個性的なビールが誕生することになりました。アーサーの夢は世界に冠たる醸造所という形で実現し、今やギネスは世界140ヶ国以上にその名を轟かすビールの名門となった。

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テキーラ

スコーピオン・シルバー・テキーラ
テキーラ

メキシコを代表する蒸溜酒、テキーラ。この名はメキシコ中央部を東西に横切るシエラマドレ山脈の北に位置する町・テキーラにちなんだもの。テキーラの原料は竜舌蘭(ヒガンバナ科の常緑多年草:リュウゼツラン)の一種。葉をそぎ落とした株を蒸し、甘い汁液を搾り、醗酵・蒸溜した酒がメスカル。とくにテキーラの町でつくられたメスカルは、品質に定評があり「テキーラ」の名で親しまれるようになった。一般的にテキーラは無色透明だが、オークの樽で熟成した琥珀色のテキーラもある。熟成したテキーラはゴールド・テキーラといい、豊かでまろやかな香味が特徴だ。ストレートのほか、マルガリータなどのカクテルの材料としての人気も高い。

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