カクテル専用のグラス。逆三角形のものが代表的だが、ソーサー型シャンパン・グラスのように丸みを持ったものもある。脚付きでラッパ状なのは、グラスを傾けなくても飲めるため。ショート・グラスと呼ばれるカクテルの多くは、このグラスで飲まれる。容量は90mlが標準サイズで、これに60ml分の材料でつくったカクテルを注ぐとちょうど適量となる。
カクテル専用のグラス。逆三角形のものが代表的だが、ソーサー型シャンパン・グラスのように丸みを持ったものもある。脚付きでラッパ状なのは、グラスを傾けなくても飲めるため。ショート・グラスと呼ばれるカクテルの多くは、このグラスで飲まれる。容量は90mlが標準サイズで、これに60ml分の材料でつくったカクテルを注ぐとちょうど適量となる。
「消化を助ける食後酒」という意味のフランス語。英語では、アフター・ディナー・カクテル(After-Dinner Cocktail)という。食後の口直し、あるいは消化の促進のために飲まれるカクテルで、甘口に仕上げたものやアルコール度数の高いものが多い。ブランデーやリキュールを主体に使ったカクテル(アレクサンダー:Alezander、グラスホッパー:Glasshopperなど)、あるいはプース・カフェ(Pousse‐cafe)などが代表的なディジェスティフだが、最近は多様なスピリッツ、リキュール、生クリームなどをミックスしたカクテルが盛んにつくられるようになってきた。
ピーチの香りがほんのり漂いやさしい口当たりをイメージするが、実際は辛口。ディジェスティフとされているが、食前にも適している。
15 ml
15 ml
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1 dash
ブランデーの語源は、オランダ語の「ブランデ=焼く/蒸溜する」と「ウェイン=ワイン」。つまりワインを蒸溜して、ウイスキーと同じように樽で貯蔵、熟成させたものがブランデーです。ワインと言えば通常はブドウを原料としますので、本来は、ぶどうを原料としたワインの蒸溜酒がブランデーです。しかし、ぶどうの代わりにリンゴやサクランボなどの果物を使ったブランデーもあります。日本でも圧倒的にぶどう原料のブランデーが消費されていますが、残念なことにワイン用のぶどうの生産量が少ないため、ほとんどは外国からブランデーを輸入して、それをボトリングして製品化してます。ニッカではぶどうのブランデー以外にりんごを原料にしたブランデーも製品化しています。フランスでは「カルヴァドス」という名称で有名ですが、ニッカではりんごの産地である青森県弘前にある工場で醸造、蒸溜、貯蔵を行っています。りんごはバラ科の植物で、出来上がったブランデーの中にも、バラの香りと同じ成分が含めれているため、ぶどうブランデーにはない甘く、華やかな香りが特徴となっています。
ポルトガル北部のドウロ川上流地区のブドウからつくられる酒精強化ワイン(アルコールを添加したワイン)。白または赤ワインの発酵途中にグレープ・スピリッツ(アルコール)を添加して発酵を途中で止め、甘みを残すようにしてつくられる。シェリー同様、古くからロンドンを中心としたイギリス人に好まれていた。