カクテル専用のグラス。逆三角形のものが代表的だが、ソーサー型シャンパン・グラスのように丸みを持ったものもある。脚付きでラッパ状なのは、グラスを傾けなくても飲めるため。ショート・グラスと呼ばれるカクテルの多くは、このグラスで飲まれる。容量は90mlが標準サイズで、これに60ml分の材料でつくったカクテルを注ぐとちょうど適量となる。
カクテル・グラス
ジャパニーズ・グリーンのカクテルレシピ
南国の息吹をたっぷり吸い込んだグリーン・バナナと焼酎が混じりあい、エキゾチックな味わいになっている。ほのかな甘みと、甘酸っぱい香りが鼻を突き抜ける。
- ベース
- 焼酎
- 材料
-
焼酎
45 ml
-
モナン・グリーンバナナ・シロップ
25 ml
- 技法
- ステア
- 方法
- ステアして、カクテル・グラスに注ぐ。
焼酎
焼酎
焼酎は日本や韓国の伝統的な蒸溜酒。焼酎に使われる単式蒸溜器を、日本では古くから「らんびき」と呼んだ。この呼称はコニャックなどに使われる蒸溜器のアランビックが変化したもの。応仁の乱（１４６７年）のころには琉球泡盛が、秀吉の九州征伐（１５８７年）のころには薩摩の米焼酎が、すでにつくられていたというほど、日本での焼酎づくりには長い歴史がある。日本の焼酎には米、いも、麦、ソバなどさまざまな原料が使われるが、大麦を原料として単式蒸溜器で蒸溜する焼酎は、ある意味ではモルトウイスキーと同じ仲間といえる。
モナン・グリーンバナナ・シロップ
モナン・グリーンバナナ・シロップ
グリーン・バナナとはまだ熟していない若いバナナのこと。アフリカや中南米、東南アジアでは、野菜のように調理して食べられるポプラーな食材。熟したバナナより甘みは控えめ。甘酸っぱい香りは、南国の息吹がたっぷりとこめられたエキゾチックな雰囲気をカクテルに与える。高品質な材料を厳選して、自然の風味を最大限に生かした製法で、爽やかな香りを十二分に再現。誰もが親しみを持つ香りが飲む人を魅了するはずだ。きれいな緑色も、海外のバーテンダーに人気のひとつとしてあげられるだろう。ヨーロッパでは長年にわたり人気の高いシロップである。
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