一般に背が低く、円筒形に近い小形タンブラー。そのデザインが古くより酒器として使われてきたものであるため、正式には「オールド・ファッションド・グラス」と呼ばれている。口径が広く大きな氷がそのまま入るため、ウイスキーやショート・ドリンクをオン・ザ・ロックスで飲むときに用いられる。丸く削った氷を入れて楽しんでもらうことができるのも、このグラスならでは。容量は180〜300ml。
一般に背が低く、円筒形に近い小形タンブラー。そのデザインが古くより酒器として使われてきたものであるため、正式には「オールド・ファッションド・グラス」と呼ばれている。口径が広く大きな氷がそのまま入るため、ウイスキーやショート・ドリンクをオン・ザ・ロックスで飲むときに用いられる。丸く削った氷を入れて楽しんでもらうことができるのも、このグラスならでは。容量は180〜300ml。
カンパリの独特の風味が楽しめるさっぱりしたカクテル。レモンピールは軽く絞って香りを出しからグラスに入れると爽やかさが増してくる。美しい色合いも目を楽しませてくれるカクテルだ。
40 ml
20 ml
イタリアのアペリティフのなかでも、もっともよく知られたリキュール。1860年、ピエモンテ州のノヴァーラのガスパーレ・カンパリ氏によって作られました。ガスパーレの若かれし時、トリノのバールでお酒の勉強をし、その後、ミラノにて自分のバールを経営することになり、まずそこで開発されたリキュールは「オランダ風苦味酒」(ビッテル・アルーソ・ドランディア)という名前で、このバールだけで売られていましたが、1882年にカンパリ氏が亡くなった後、息子ダビデがその名を「カンパリ」に変更。一般にソーダ割かオン・ザ・ロックで飲むが、カクテルではアメリカーノとネグローニが有名。非常にドライで、キナ皮の風味が特徴。
ウオッカの名の起こりは、ロシア語のジーズナヤ・ヴァダー「生命の水」のウォーターにあたる「ヴァダー」が、ウォトカに変化した。元来は農民の「地酒」としてつくられていたが、19世紀には上流階級にも浸透し、帝政ロシアの末期には、政府経常収入の30%近くがウオッカの酒税でまかなわれるほどの「国民酒」となった。ウオッカの原料にはじゃがいものほか、大麦、小麦、とうもろこしなどが使われ、蒸溜後は白樺の活性炭で入念に、ろ過されるため、ほとんど無色、無味、無臭であることが特徴。酒類のなかでも、いちばんクリスタルな酒として知られる。主な生産国は、アメリカ、ロシア、ポーランドなど。