秋のカクテルレシピ。秋の夜長に読書もいいけれど、ビデオやDVD、タブレットを片手にホッと一息つく癒しのカクテル、コーヒー・カクテルはいかがだろうか。見た目の変化を楽しむのは難しいが、グレナデン・シロップを加えてピンクに、ブルー・キュラメ[を使って水色にアレンジできる。バーで味わうのもいいが、家庭でゆっくりいただくのもいいのではないだろうか。
テキーラとクレーム・ド・カカオを加えることでコーヒーにより深みを与えている。食後の一息につきたいときにいただきたい。
Hot Piper
オールデイ向きのカクテルだが、コーヒーリキュールと、アイリッシュクリームリキュールを使ったかなり甘口のカクテルなので、食後は特においしく飲める。ぬかるみですべる、なんていう遊び心のあるネーミングもシューターの特徴。
Mud Slide
コーヒー・リキュールのカルーアにコーヒーを加えて作るカクテル。ひねりがないといえばそれまでのこと。しかし、このカクテルはホット・コーヒーをリッチにした味わいに仕上がっている。食後におすすめ。
Kahlua Coffee
コーヒーのリッチな風味が味わえる。フロートした生クリームは次第に混ざり合って、口にするたびに変化する味を楽しめるのがいい。
Mexican Coffee
アルジェリアにある町ザグランで負傷した兵士が、このカクテルを飲んで命が助かったことから名づけられたという。
Mazagran
モーツァルトブラックをコーヒーで割った、アイスカフェモカの味わいを楽しめる一杯。冬はホットコーヒーでも。お好みでミルクまたはホイップクリームを加えると、よりまろやかな味わいに。
Mozart Iced Coffee
焙煎度合いが抜群のコーヒー・リキュールのカルーアにアーモンドの香りを沿えたホット・コーヒー・ミルク。ゆっくりとした時間のなかで楽しみたい。ナイト・キャップ・カクテルとしてもいい。
Hot Talea Kahlua
アイルランドのあるシャノン空港生まれのホット・カクテル。第2次世界大戦後に大西洋横断航路ができ、飛行機が給与のために立ち寄ったのがシャノン空港。冬のアイルランドの寒さをしのぐため、また、当時は暖房が十分ではなかった飛行機の乗客たちに、大西洋を横断中にすっかり冷え切った体を温めてもらおうと考案されたのがこのカクテルだといわれている。
Irish Coffee
コーヒー・リキュール、カルーアの味が100%生きているカクテル。出来上がりの色とウオッカを使うことで、この名がついた。アルコール度数が高い割に口当たりがよく、飲みやすい。
Black Russian
ブルーマウンテン・コーヒーを原材料として作られる、香り高いコーヒー・リキュール、ティア・マリアと生クリームの味が、ベルベットのような口当たりをかもし出す。食後のカクテルとして代表的なものである。
Velvet Hammer